障害年金についてどこに相談すればよいか
1 相談のきっかけは、まずは身近な人から
障害年金について相談をしたいと思っているということは、単純に年金を請求したいという手続きの問題だけでなく、全般的な生活の組み立てなども含めて困っていることが多いと思われます。
そのため、まずは、身近な家族や友人、勤務先や学校の方など身近な人に年金の手続きということに限定せず、障害全般の困りごとを相談するところスタートすることになることが多いです。
2 医師が最初の相談が相手になることもあります
また、障害の原因となった傷病について治療をしてくれているお医者さんから、障害年金について勧められて障害年金の相談にのってもらうケースもあります。
3 より具体的な相談は専門性の高い人へ
もっとも、身近な知人・友人・家族や、お医者さんは障害年金の手続について専門性がある方ではないため、具体的にどのような書類を用意しなければならないか、どの程度の症状であればどの程度の障害年金が認められる可能性があるのかなど、詳しい相談にのることは難しいです。
そこで、障害年金について、具体的に進めて以降と思う場合には、より専門性の高い人に相談する必要があります。
4 年金事務所での相談
障害年金を含めて年金に関する相談の窓口は、各地の年金事務所などの公的機関が対応しています。
どんな書類が必要かや、審査がどのようなスケジュールで進むのかといった手続き面については、年金事務所に相談をすることが可能です。
5 弁護士・社会保険労務士などの専門家との相談
ただし、初診日の特定が困難な事例や、日常生活にどの程度支障があるのかを丁寧に文章化する作業などは、年金事務所の対応だけで十分に相談にのってもらえないこともあります。
そのような事例では、弁護士や社会保険労務士などの障害年金を取り扱っている法律の専門家に相談し、そのサポートを受けることがお勧めです。
お役立ち情報
(目次)
- 障害年金を受給するためのポイント
- 障害年金で必要な書類
- 障害年金の決定から支給まで
- 不支給通知が届いた場合
- 障害年金の事後重症請求
- 障害年金における社会的治癒とは
- 障害年金の配偶者加算
- 国民年金で障害年金2級が認定された場合の金額
- 障害年金の金額
- 働きながら障害年金を受給できる場合
- 障害年金の受給要件
- 障害年金の時効
- 障害年金の種類
- 障害年金がもらえない理由
- 障害年金における障害認定日とは
- 障害年金受給中に新たな障害が発生した場合の対応方法
- 障害年金を受給することによるデメリット
- うつ病と障害年金3級
- 知的障害の場合の障害年金における初診日
- てんかんで障害年金が受け取れる場合
- 精神疾患について障害年金が認められる基準
- 高次脳機能障害で障害年金が受け取れる場合
- 聴力の障害で障害年金が受け取れる場合
- 気管支喘息で障害年金が受け取れる場合
- 心臓にペースメーカーを入れている場合の障害年金
- 義足で障害年金は受給できるのか
- メニエール病で障害年金を請求する場合のポイント
- 精神疾患の障害年金の更新時の注意点
- 額改定請求について
- 有期認定と永久認定について
- 障害年金と障害者手帳の違い
- 特別障害者手当
- 障害者手帳について
- 障害年金の更新
- 障害者年金
- 社会保険労務士とは
- 障害年金についてどこに相談すればよいか
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